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笠松みなと公園の前撮り(岐阜県羽島郡笠松町)

岐阜県羽島郡笠松町、木曽川ぞいの土手をのぼると、視界がひらけて空だけになります。

ぼりきった先が笠松みなと公園です。芝生の広場が川に沿って続いて、対岸の愛知県まで赤い鉄橋が渡っています。

名前に「みなと」とあるのは、ここがかつて木曽川の川湊だったからです。

名古屋・愛知から少し足をのばして前撮りやフォトウェディングのロケ地を探しているふたりへ、この河川敷で撮るために知っておきたいことをまとめました。

その日の流れ — 五月の日曜、正午から

2026年5月10日。よく晴れた日曜でした。

木曽川の水面は、日を受けて白くひかっていました。

笠松みなと公園での撮影は、12時すぎから13時半すぎまでの1時間半ほどです。

はじめは河川敷の道でした。赤い鉄橋を背にして、土手にそって歩くところから。

鉄橋のトラスの下、河川敷の広場に立つふたり

12時半は鉄橋の下の通路へ。影がいちばん濃くなる時間に合わせています。

13時をまわってから、丸太の段と木のあるところへ。強い光を先に使って、やわらかい光をあとに残す順番です。

そのあとは車で一宮側へ渡って、午後は街のなかへ。

新郎を見上げて笑う花嫁

アクセスと駐車場の閉まる時間

最寄りは名鉄名古屋本線の笠松駅で、歩いて15分ほどです。名古屋駅からは名鉄で30分足らずの距離になります。

車で向かう場合、公園には無料の駐車場があります。

ただしこの駐車場は開いている時間が決まっていて、午前8時45分から午後6時まで(11月から2月は午後5時まで)です。

夕方の光を待って撮るときは、この閉まる時間が一日の上限になります。日が長い季節ほど、粘りすぎないように気をつけたいところです。

広場そのものへ車を乗り入れることはできません。衣装や小物は駐車場から手で運ぶ前提で、荷物をまとめておくと安心です。

駐車場から広場までは、土手にそって舗装された道が続いています。

黄色い花の咲く道を歩くふたりの前撮り

「みなと」の名が残っている場所

木曽川がまだ人と荷物を運んでいた頃、笠松には川湊がありました。

その名残が、いまも公園のなかに残っています。江戸の頃の情緒を伝える川灯台と、総延長114メートルの石畳です。

石畳は明治11年、明治天皇の御巡行にあわせて改修されたものだと伝えられています。

川べりに立って対岸を見ると、水の向こうはもう愛知県一宮市です。

木曽川と鉄橋を背に立つ花嫁

鉄橋の下をくぐる光の通路

公園から見える赤いトラス橋は、名鉄名古屋本線の木曽川橋梁です。一宮市と笠松町のあいだを、7連のトラスがまたいでいます。

河川敷から電車を見上げられる公園は、そう多くありません。

河川敷には、木を組んだ短い通路もあります。頭上の隙間から光が落ちて、足元に格子の影がならびます。

影がいちばん濃く出るのは、太陽が高い時間です。昼の光を持てあましたときに、ここへ入るという使い方ができます。

格子の上を歩くと、光が体をひとつずつ横切っていきます。

鉄橋の下の通路に落ちる格子の光

光と時間帯の選び方

河川敷なので、さえぎるものがありません。昼の光はまっすぐ強く入ります。

土手の斜面に腰を下ろすと、空だけを背景にしてふたりを抜くことができます。カメラを少し下げるだけで、電線も対岸の街並みも消えていきます。

いっぽうで木のあるところまで下りれば、葉を通した光がやわらかく落ちます。硬い光とやわらかい光を同じ公園のなかで行き来できるのが、この場所の使いやすさです。

春は桜の名所になります。五月に入ると土手の草が伸びて、一面が緑に変わります。

木漏れ日のなかの花嫁のポートレート

広い芝生で時間を持てあまさないために

ここは見どころを順に回っていくタイプのロケ地ではありません。広い芝生が、ただ広がっています。

だからこそ、ふたりが手を動かせるものをひとつ持っていくと写真が動きます。

バルーン、レジャーシート、なんでもない飲みもの。腰を下ろしているだけの時間に、いちばんいい表情が出ることもあります。

持っていくものの案は前撮りの小物・アイテムのアイデア」にまとめています。

まわりに何もないぶん、持っていったものがそのまま写真の主役になります。

ブーケを手に笑い合うふたり

この日は、草原の丘に白いハートのバルーンがふたつ。風に引かれて、青空のなかで何度も跳ねていました。

丘の上、風に引かれるハートのバルーンを持つふたり

挙式の日づけをかたどった数字のバルーンは、ふたりの両手にひとつずつ収まっていました。

腰かけた丸太の段のあいだには、シロツメクサが一面に咲いていました。

挙式の日づけのバルーンを掲げるふたり

一宮と組む一日のルート

笠松町と一宮市は、木曽川をはさんで向かい合っています。公園から見えるあの赤い鉄橋が、そのまま一宮側へ渡っていきます。

岐阜県の河川敷で昼を過ごして、午後は愛知県の街へ。移動は車でおよそ30分、県をまたぐのに川を渡るだけです。

一宮側でよく組み合わせるのが、駅前に残る昭和8年築の建物、Re-TAiLです。空と草だけの昼から、古い建物の窓辺へ。一日のなかで二枚の写真がまったく違う顔になります。

Re-TAiLについてはRe-TAiLの前撮り」にまとめました。

川をひとつ渡っただけで、写真のなかの空の面積が変わります。

川と橋を背に河川敷の道を歩くふたり

撮影の前に確認しておきたいこと

公園は笠松町が管理しています。ゴミとペットのフンの持ち帰り、広場への車両乗り入れの禁止、犬の放し飼いの禁止といったルールが定められています。

前撮りのような撮影に届出が要るかどうかは、町の公園ページには書かれていません。

機材を広げる規模や人数によって扱いが変わることもあります。気になる場合は、笠松町役場の建設課(058-388-1117)に一本入れておくと確実です。

赤い鉄橋を背にした河川敷の道

撮影の費用と、ご相談

笠松みなと公園での前撮りは、名古屋からの出張撮影で承っています。

料金は写真のみのPHOTOプランが¥100,000〜、写真と映像を同じ日に残すPHOTO + MOVIEプランが¥150,000〜(いずれも税込)。交通費は大須観音駅を起算に別途申し受けます。

ほかの場所とあわせて検討したい方は名古屋・愛知の前撮りロケ地8選」を、プランの詳細はプラン一覧ご覧ください。

in the momentでは、名古屋をはじめ愛知県内・県外への出張撮影も承っています。

前撮り・フォトウェディングのご相談は、お気軽にLINEからどうぞ。

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